JAZZ&BAR COLTRANE

Live

2017.1.20 (金)

木村百合子(Fl)マチュー・ロフェ(Pf)

Time:1st 20:00~20:45 2st 21:00~21:45

Charge:3,500 (w/1 drink)

木村百合子
木村 百合子 ( ジャズフルーティスト、作曲・編曲家 )
URL http://www.yuriko-kimura.com
1978年生まれ。福島県いわき市出身。2001年国立音楽大学器楽科(フルート専攻)卒業後渡仏し、2003年サンモール地方国立音楽院にて満場一致の一等賞を得る。ピカルティ・ヨーロッパコンクール2位(2002年)、ブッフェクランポンフルートコンクール3位(2003年)、ロジェ・ボーダンフルートコンクール一位大賞(2003年)、UFAMフルート国際コンクール2位(2004年) 受賞。紺野裕子、宮本明泰、瀬尾和紀、マーク・ボクードレイ各氏に師事し、フ ルート四重奏団エオリアでの演奏活動後、2010年、パリ地方国立音楽院ジャズ・即興音楽科を卒業。同音楽院にてマーク・デュクレ、ドゥニ・ルルー、セ ルジョ・ラザルヴィチ、デイブ・リーブマン、ジャン・マリー・マシャド、エリック・ワトソン、クリストフ・モニョ各氏マスタークラスを受講。加えてジャズ ビブラフォン奏者デビッド・パトロワ氏に弟子入りし、ヨーロピアンモードジャズに強く傾倒。この時期より本格的に作曲活動を始める。
これまで、ジャズピアニスト、ニコラ・セルジョが作・偏曲を手がけた CILEA MON AMOUR( 親愛なるチレア )アルバム録音に、マイケル・ローゼン(P)、ジョー・クイツク(dr)、ステファン・クレキ(cb)らと共に参加。2010年に開催されたイタリア・カラブリア市のコンサートで好評を博す。翌年若手ジャズミュージシャンの登竜門ともいわれる、フランス・アヴィニョン市ジャズ国際コンクールのファイナリストに選出され、作・編曲に加えてフルート奏者としての高い評価を受ける。パリ市のジャズクラヴ3ARTS (2015年9月までレギュラー出演)では、ジェラルド・ベケット(fl)、ルドヴィック・プレッサック(p)各氏らと共演。また、パリ市国際学園都市でのコンサート(アンサンブルCIUP企画主催)で、写真家アティリオ・アヴァンチーニ氏との共同作品UNIVERSI SHPERE を発表するなど、幅広い音楽活動を展開。2013年5月、パリ市SUNSETジャズクラブでの世界共同支援・チャリティコンサート(世界の医療団主催)にゲスト出演し、ジョバンニ・ミラバシ(p)をはじめ、ユニ・ゼルニック(cb)、リュック・イセンマン(dr) 、フェデリコ・カサグランド(g) らと初共演を果たす。加えて、各ジャズミュージシャンとのコラボレーション木村百合子プロジェクトを立ち上げ、ハットリ日・仏文化会館主催、東日本大震災チャリティー・コンサート 、パリ市国際学園都市内カンボジア館主宰ジャズセッション、ナンシー市インターナショナル・ミュージックアカデミー主催ジャズフェスティバル他に出演。
ピアニスト、マチュー・ロフェとのデュオにて2013年より三度に渡り来日ツアーを成功させ、今夏にはハイブリッドレコードよりニューアルバム”Onde-Corpuscule”(波動と粒子)をリリース。同デュオでは徳島ジャズストリートフェスティバル2016にゲスト出演を果たし、ジャズシティゼン誌等の仏プレスに採りあげられ高評を得る。チェンバーメトロポリタントリオ等のアーティストプロデュースを行う傍ら、即興演劇劇団“驚くべき物語”のメンバーとしての即興演奏パフォーマンスやサイレントシネマコンサートなど作曲活動も含め柔軟な音楽スタイルで活躍中。

マチュー・ロフェ / Matthieu Roffé ( ジャズピアニスト、作・編曲家 )
URL http://www.matthieu-roffe.com
http://www.chambermetropolitantrio.com
1983年、フランスロレーヌ地方・ティオンヴィル市生まれ。
アマチュアオーケストラのコントラバス奏者を務めていた父よりピアノの手ほどきを受けた後、’89年最年少でメッツ地方国立音楽院入学。13歳にして地方劇団一座ピアニストの職を得る。2001年、バカロレア(大学入学資格国家試験)理学士号を修了後同市国立大学に進学。音楽学士号に加えて、ジャズピアニスト国家教員資格を取得。2009年にはスイス名門・ローザンヌ国立音楽院でジャズピアノ講師となるが、音楽活動に専念する為1年で辞職。後、クリエイティヴ音楽共同放送協会を発足させ現在代表を務める。

これまで多数のバンドで活躍。特に2009年サックス奏者レミー・フォックスを筆頭に、11人の若手新鋭ミュージシャンらと共に自ら全作・編曲、指揮を務めるマチュー・ロフェオーケストラを結成。ロレーヌ地方で開催されたコンサートでは、パリ地方国立音楽院での恩師でもあるハンガリー出身のジャズピアニスト、エミール・スパンニ氏との共演を果たし大好評を得る。

近年の活躍としては、ノー・スクエアカルテットでこれまで2枚のCDをリリース。スイス、中国、オーストラリア、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ブラジル各国でのツアーに参加。マテオ・パストリノカルテット(パリ市サン・ジェルマンコンクール優秀賞受賞クラリネット奏者。アルバム“V”ファイヴ/ソーカディスクレコードより好評発売中)ではフランス国立ラジオ局ラジオ・フランスに出演。
ドラムのトーマ・ドゥロールとの共同プロジェクト、“チェンバー・メトロポリタントリオ”によるファーストアルバム“ARKHè”(アルケ)が2015年9月にハイブリッドミュージックレコードよりリリース。同年フランスリール市で開催されたGOLDEN JAZZ TROPHY(コンクール) 2015にて最優秀賞を獲得し、審査委員長を務めたサックス奏者アーチー・シェップおよび指揮者ジャン・クロード・カサドシュより大絶賛された。同アルバムはジャズマガジン誌を筆頭にジャズ批評雑誌多数で採り上げられ、トリオ初来日CD発売記念ツアーでも大好評を得た。
今秋ニューヨークジャズシーンで話題のイスラエル出身ギタリスト、ギラッド・ヘクセルマンとのアルバム録音が決定しており、フランス著作権協会SACEM推薦アーティストでもあるフレンチジャズ界注目のピアニストである。

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