2025.7.15 (火)
深尾多恵子(Vo)福田重男(Pf)
Time:1st 20:00~2045 2st 21:00~21:45
Charge:3,500 + 2 order

■深尾多恵子(TAEKO)
1998年にニューヨークに渡りジャズと出会う。以降ニューヨークでの継続的な演奏活動を続けている。
2007年に全米デビューCD「One Love」を発表、邦人歌手には稀にみる高評を欧米で獲得する。
ブルーノート、レノックスラウンジ等ニューヨークの有名クラブや、米国各州のジャズフェスティバルへの出演を次々と果たす。
日本へも年に2度ライブツアーを組み、全国規模でライブを展開する。
1999年サテンドール神戸ジャズコンペティション(神戸市)グランプリ受賞、2008年ジャズモービル主催ジャズボーカルコンペティション(ニューヨーク市)ファイナリスト。

福田重男プロフィール
1957年5月8日生まれ、前橋市出身。3〜4歳からクラシック・ピアノを始める。大学在学中にジャズ・ピアノを志し、辛島文雄氏に師事。
1980年、プロ・デビュー。
1982年、神崎オン・ザ・ロードをかわきりに、ジョージ・大塚マラカイボ、秋山一将グループ、鈴木良雄MATSURI、植松孝夫グループ等を経て、1989年のアルバム『サファイア』よりMALTA HIT&RUNに参加。1994年のアルバム『星に願いを』までアルバムやジャズ・フェス等で活躍。
1990年、向井滋春グループに参加、アルバム『向井オン・ザ・ウイング』を残す。
1996年、韓国を代表するサックス奏者、イ・ジョンシュクのアルバム『コラボレーション』に三好功(g)らと参加。ジャズ・ロック・グループ「PARADOX」のレギュラー・メンバーとしても活躍(1997年アルバム『PARADOXⅡ』をリリース)。
1999年のジャズ・チャートでヒットした布川俊樹(g)プロデュースの『ウルトラマン・ジャズ』、『帰ってきたウルトラマン・ジャズ』(2000)、Phat『タイタフ』(2003)、フロントページ・オーケストラ『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』(2004)、菊地康正『マイ・スパニッシュ・キー』(2006)などのアルバムに参加。
この間に、松本英彦、渡辺貞夫、日野皓正、日野元彦、山口真文、大友義雄、土岐英史、古野光昭、水橋孝、道下和彦、五十嵐一生、phat、チャリート、大野えり他数多くのミュージシャンと共演。
また歌伴にも定評があり、野間 瞳『Hitomi sings Emily』(1997)、加藤アオイ『4人のグラン・パに100年目のトリビュート』(1998)、原 久美『緑の島』(2000)、同『ボア・ノシチア』(2001)、祐生 薫『ビター・スイート』(2004)、梶原まり子&橋本信二『Gate One』(2005)などに参加。
異色作として、新進のバレリーナ菊地美樹とのコラボレーションから生まれた、ソロ・ピアノ・アルバム『バレエ・ミュージック』(2000)(vics-60077)がある。
1998年1月、待望のリーダー・アルバム『ブレッシング』を発表。ニューヨーク録音のピアノ・トリオもので、ロン・カーター(b)、ジョー・チェンバース(ds)との共演盤(King Record KICJ328)。同年3月、アイラ・コールマン(b)、ジョー・チェンバースとのトリオで福岡ブルーノートをはじめ全国ツアーを行う。仙台でのコンサートはケーブル・テレビに実況録音され、各地で放映された。
2002年6月、2ndアルバム『INNER VIEWS』(インナー・ビューズ:MTCJ-1038)を発表する(同3月ニューヨーク録音)。チャーネット・モフェット(b)、アル・フォスター(ds)とのピアノ・トリオもので、同アルバムは、JazzLife誌上ディスクグランプリ2003において、Jジャズ・ベスト15 に選出された。
2003年5月27日、福田重男トリオ初のライブ・アルバム「福田重男トリオ+1布川俊樹:Live @ Body&Soul(小杉敏(b)、セシル・モンロー(ds)」をDVDとCD同時発売。
現在は自己のトリオの他、2004年に市原 康(ds)、森 泰人(b)と結成したピアノ・トリオ・ユニットTRIO’(トリオ’)で、『What Are You Doing the Rest Of Your Life』(2004)、『Love Is Here To Stay』(2005)、『Come Rain Or Come Shine』(2007)の3枚のアルバムを発表し、毎年全国ツアーを展開している。その他、藤陵雅裕4、三木俊雄フロント・ページ・オーケストラ、河原秀夫ペンタグラム、橋本信二などのグループで活躍中。
また、Jazz Life誌上において、1989年から1993年まで「月間スタンダード」の講師を務め、その広範な知識と洒脱な文体は、多くの読者を惹きつけ、人気が高かった。これをアルバム化した『コンテンポラリー・スタンダーズ』(1992)では、ピーター・アースキン(ds)、マーク・ジョンソン(b)と共演している。このセッションの別テイクが、1999年1月『ザ・トウキョウ・セッション』として発売される。その後『スペシャル・ピアノ・アレンジ』として、2005年まで16年の長きにわたって同誌連載された。1997年より現在に至るまで、ヤマハミュージックの講師として、後進の育成にも務めている。
音色の素晴らしさとリズム感には定評があり、そのみずみずしい感性に裏打ちされたリリカルで確かなピアノ・サウンドは、多くのミュージシャンから信望を集めている。
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